七月の新刊『サヨナラ、おかえり。』
どうだ。
思い知ったか。
良くわからないけどとにかく威張ってみました。
威張りたくなるタイトル。読んでみたい日本語みたいなものですね。
内容は優しい幽霊たちが登場する短編集。
こんな感じ↓
高校二年の春、ぼくに親友ができた。馬鹿話に笑い転げ、いつも一緒に過ごした最高の夏休み。あの出来事さえなければ……。少年たちの揺れる心を濃やかに描く「夏休みを終わらせない方法」。豪雨で川が氾濫した日、行方不明になった孫娘。諦めきれず探し続ける老人と謎めいた少女の出会いを綴る「草葉の陰」。せつなくもあたたかい、優しい幽霊たちの物語六編を収録。
これは2015年に出た単行本『冥福 日々のオバケ』の文庫改題なのでございますよ
ただそのまま出したわけではございませんよ。
東雅夫さんにすんばらしい解説を書いていただきました。
どうせ厭な小説なんでしょ、とお思いの皆様。
本当にびっくりするぐらい文庫のタイトルと装幀に相応しい物語なのでございますよ。
血みどろとか首ちょんぱとかは一切含んでおりません。
ほんとうに笑いあり涙ありでございますよ、皆様。
一度書店でお確かめ下さいまし。
というわけで今回は光文社さんでこんな事もしてくださいました。
というわけで、夏の夕暮れぼんやりと優しい幽霊たちの物語を読んでみてはいかがでしょうか。
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