『どろんころんど』の映画化を考える
『どろんころんど』の映画化を考える。
風船おじさん(草野仁)が制止を振り切って風船で飛び上がるところから始まる。制止する係員たち。怒声。近づく妻(余貴美子)の伸ばした手が一瞬おじさんの手を掴み、するすると離れていく。にこにこ顔の子供たち。悲痛な顔の男たち。どこかに無線で連絡している男。手を振る妻と子供たち。満足げな風船おじさん。
雲の上をゆらゆら飛んでいる風船と籠。籠の中で震える風船おじさん。息が白い。眉が白く凍っている。遠くで「あ~」と声がする。声は瞬く間に近づいてくる。何かがすごい速度で落ちてくるのだ。それは少女(CG)だ。わあああと叫びながら、風船おじさんの目の前を過ぎ、真っ逆さまに落ちていく。その直後、遠くで何かが爆発したような音がする。後ろからジェット噴射の赤い炎を噴き出しながら飛んでくるのは巨大な亀だ。風船を回り込むように円を描いたかと思うと、高速で少女の後を追う。風船と籠は何もなかったようにゆっくりと移動していく。プロローグ終わり。
主題歌はこれ。
風船おじさん(草野仁)が制止を振り切って風船で飛び上がるところから始まる。制止する係員たち。怒声。近づく妻(余貴美子)の伸ばした手が一瞬おじさんの手を掴み、するすると離れていく。にこにこ顔の子供たち。悲痛な顔の男たち。どこかに無線で連絡している男。手を振る妻と子供たち。満足げな風船おじさん。
雲の上をゆらゆら飛んでいる風船と籠。籠の中で震える風船おじさん。息が白い。眉が白く凍っている。遠くで「あ~」と声がする。声は瞬く間に近づいてくる。何かがすごい速度で落ちてくるのだ。それは少女(CG)だ。わあああと叫びながら、風船おじさんの目の前を過ぎ、真っ逆さまに落ちていく。その直後、遠くで何かが爆発したような音がする。後ろからジェット噴射の赤い炎を噴き出しながら飛んでくるのは巨大な亀だ。風船を回り込むように円を描いたかと思うと、高速で少女の後を追う。風船と籠は何もなかったようにゆっくりと移動していく。プロローグ終わり。
主題歌はこれ。
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